モバイルファーストについて

2017-11-29 水曜

モバイルフォーストとは

スマホファーストという言葉は最近の〇〇ファーストから出たように感じます。
PCよりもスマホでネット利用している人が増えているのでスマホで見易いホームページがいいですよという意味です。
しかし、ここから発生する問題点がとても重要となります。PC用HPをスマホで見ると見難いため余程必要がなければ見られなくなります。
そこでGoogleは「モバイル対応サイトを優位にする」と2014年から公表し検索条件も大きく変更してきています。
最近は今までの常識だったPCサイトを主体とする検索条件からモバイルサイトの検索を主体にするというHP管理者にとってはとんでもない検索条件の変更をGoogleは公表しました。

あなたのサイトはモバイル対応していますか?コンテンツページ毎に同じスマホ用コンテンツになりますか?
例えばスタッフ紹介のページはスマホのスタッフ紹介になりますか?
Googleが提供しています。コンテンツページも調べてください。
モバイルフレンドリーテスト

レシポンシブデザインは本当に最強か?

よく耳にされるスマホ対応とマルチデバイスサイトというのがあります。この二つの違いについて説明します。
※マルチデバイスとは全ての機種対応ということです。

スマホ対応といいますのはスマホ機種、ドコモとかau、アンドロイドなどの機種に限定した対応です。機種設定した「スマホにだけ」に対応します。
レスポンシブWEBデザインは機種に関係なく、モニターの幅で見易く変化します。

スマホ対応とは

スマホ対応の仕組みはPC用とスマホ用とふたつのサイトを作ります。
PCやスマホからアクセスされた時に「スマホだけ」スマホ用に切り替わる(転送される)仕組みです。
このスマホ対応サイトの問題点は同じ内容のサイトが存在するという事です。コピーサイトです。Googleが最も嫌うスパム行為です。
そこでGoogleはスマホ対応を作る時の注意点を公表しています。
アノテーションタグとカノニカルタグ(canonical)と言いますが日本語的に意味を言いますと

PC側は「このサイトのモバイルサイトに転送します」
スマホ側は「このサイトはこちらPCサイトのモバイル用です。コピーです」

とタグで記述するように求めています。
それが無いスマホ対応も見かけますがSEOに影響がでると思います。
また、管理も別々になりますから微妙に内容も違ってきます。ひどいのになるとPC用だけ更新されてスマホ用はそのままとなるケースも有るかもしれません。

レスポンシブWEBデザインは

スマホ対応は上記のようにふたつのサイトを作りスマホの時だけスマホ用に転送すると説明しました。
ではレスポンジデザインはどうかと言いますと1つのページが「モニターの幅」で変化する作りです。
PCもスマホも同じURLで対応しますのでGoogleの

1.モバイル重視
2.ドアページ、コピーサイト・・などスパム行為の禁止
この2点をクリアしますのでGoogleはレスポンシブWEBデザインを推奨しています。

レスポンシブの優位は簡単に言いますと以上ですが、今後インターネットのモニターは様々なところで活用されます。例えばカーナビなどのモニターがネットとつながればどうでしょう。
レスポンシブWEBデザインはモニターの幅で見易く変化しますからどのモニターにも対応できます。しかも1つのURLでです。

2017年9月15日Google公式ブログ
モバイル専用サイトからレスポンシブ サイトに移行する方法

YouTubeの活用について

YouTubeの活用はとても有効です。
YouTube動画で検索上位にさせる方法は今後とても重要度が高くなると思います。動画からホームページに誘導できますから活用は有意義です。