ウインドウズ(Windows)10 アップグレード後のトラブル対策
スタートメニューが出ない、ブルースクリーンのままフリーズ・・

2016-5-4 水曜

Windows7から10にアップグレードしたらトラブルの数々

原因はWindows10の「自動メンテナンス」が原因と思われます

10にしたら重くなったと感じられる人が少なくないと思います。実際しばらくは重い状態になります。結論的になりますが、この原因はWindows10の「自動メンテナンス」が原因のようです。私の場合、Windows7からWindows10にアップグレードしました。
何故か重い状態が続き、いろいろなトラブルが発生しましたのでそのときの対応をご紹介します。

ある日突然スタートメニューが出なくなりました

スタートメニューが出ないためPCが消せなくなりました。

スタートメニューが出なくなったときの対策

そこで暫定的な対策として「ウインドウズマーク+X」でメニューバーを出してシャットダウンをしました。ネットで調べると「システムの復元をしなさい」などいろいろと出ます。
しかし、10のアップグレードが原因なのにシステムの復元という対策も納得できませんでした。
とりあえず「ウインドウズマーク+X」でシャットダウンできるので様子見することにしました。

memry management エラーメッセージのブルースクリーン

PCがフリーズしたままになりました。

再起動しますと勝手に言うけどフリーズしたまま・・故障したか?

とりあえずドライブが動かなくなるのを待ちました。
※PCのドライブ点滅がなくなるのを待つことです。
そしてPCの電源スイッチを押して強制終了しました。その日は夜でしたのでそのまま消して翌朝スイッチを入れると重いのですがなんとか立ち上がりました。

ここで慌ててリカバリーや故障の修理をしないことです

タスクマネージャーを見ると立ち上がり時にCPUが100%になっています。
ディスクも急に100%の壁が続きます。


この集中負荷はなんなのかを調べました。

ウイルスソフトがメンテナンスに影響しているようです。

Windows7から10へアップグレードしたための「自動メンテナンス」

ネットで調べると「故障」や「メモリー不足」など納得できないアドバイスが多かったのですが、7と違い自分でメンテナンスできなくて、10は自動でメンテナンスを開始することが解りました。このタイミングでトラブルが発生します。

ではどうしたら良いか

トラブル直後の対応と対策

  • フリーズしているとどうにもならないので電源スイッチで強制終了
  • 1時間くらいしてPCを立ち上げます。1時間の根拠はありませんがPCの熱を完全に冷やすことが目的です。
  • 電源スイッチを入れて立ち上がったら何もしないで1時間程度放置します。目的は立ち上げたときに負荷が集中するためです。多分メンテ的な動作スイッチも入るのではないかと推測します。
  • この対応でPCは問題をクリアしました。スタートメニューも回復しました。ブルースクリーンは現在起きていません。

本当にこの「何もしない」ことが対策になっているか

スタートメニューの復活と重さの軽減がありました

パソコンの弱点は例えばエンターキーを押すとその反応のために動きます。
負荷がかかっている状態のときにいろいろとすると負荷が増大して余計に動かなくなりますので少なくともCPUのパーセントグラフが落ち着いてから操作したほうがよさそうです。

Windows10にアップグレード後1カ月程度はこの重いメンテが1週間間隔程度で起きます

自動メンテナンスの邪魔をしない!!

1カ月程度したら普通に使っても問題なくなりました。多分、新しいメンテナンスの追加が少なくなったためかもしれません。

結論的には10にアップグレードして重い現象や操作できなくなったときは「メンテ作業中」と考えて電源を入れたまま1日程度放置するのが対策としてお奨めかもしれません。

この現象はメンテの負荷であり故障ではないと考えました

ネットで調べると「故障」という結論になりますが、確かに現象は故障です。しかし、アップデートしている最中に何かのキーボートをクリックしますとそれだけで負荷がかかりますので本当に故障状態になります。

動かないからといって何度もエンターキーを叩くなどは止めましょう。

故障ではなく自動メンテナンス中と考えてタスクマネージャーのCPUやディスクが落ち着くまで様子を見るようにしています。ディスクが100%のまま推移する場合はウィルス対策ソフトなどが要因かもしれません。いずれにしてもこの自動メンテナンスがWindows7とWindows10の違いのようです。